なんで気づかなかったのか

ブログランキング

母の認知症が徐々に進んでいることを認識するにつれ、なんだか気持ちがどよーんとなることが増えてきました。

あまりよろしくない状態だとは感じていましたが、なんとなくそのまま生活しておりました。

精神科で頓服的に処方されていた薬を飲もうかなと思い始めた矢先、認知症に関する書籍を目にしました。

電子書籍だと本屋に出向かなくとも、その場でポチって読めるのでとても重宝してます。

なんで認知症について本を読もうと思わなかったのか…。昔の自分ならすぐにでも本を探し出して読んでいたのに。。。知識がないと不安にもなるし。

認知症になった人の気持ちや、接し方などについても書かれていて、なんだかとても気持ちが楽になりました。

そしてさらにはこんなものも!

母は気づいた時にはもう認知症に片足を突っ込んでいたのですが、軽度認知障害(グレーゾーン)であればUターンが可能ということは知っていました。

が、自分も遺伝するのではないか。いや、もう既にちょっと始まっているのでは…という疑念が晴れなかった自分にとっても希望が出てきた本でした。

さっそくポチって読んでいます。

もう一つ、こちらも気になってます↓

 
自分ができることなどがわかって、やる気が出てきたので、早速取り入れております^^
母は温泉が好きなので、旅行の話や、食べたいものの話をしたりと、何か小さくてもいいので、目標ができるように会話しています。
ネイルも明るくて目を引く色のものを塗ってあげたり、行くのが楽しみになるようにデイサービス用の手提げを買ってみたり。
するとその買い物の帰り道、余程嬉しかったのか、何度も手提げを出しては眺めてを繰り返していました。
その様子がまるで小さな子供のようで、微笑ましいのと、これまでほったらかしにしていた罪悪感とで複雑な気持ちでした^^;
そして、先日、ずーっともやもやしていたことを母に伝えました。
母の事は正直、大っっっ嫌いな時期が長かったもので、喧嘩にならないためにもある程度の距離を取っていました。
ですが、そのせいで母が認知症になりはじたことに気がつくことが出来なかった。
もっと早くに気がつくことが出来ていれば、軽度認知障害などのグレーゾーンで対処法も沢山あったのでは…とずっと悶々としていたこと。
私は色々と調べて認知症などがある程度わかっているけれども、母はそういった知識もなく、これまで当たり前にできていた事ができなくなっていく自分に不安を感じてとても辛かったであろうこと。
本当に今更だけれども、癌で亡くなった父の分まで、元気で長生きしてほしいことを伝えると、母も涙を流していました。
『どんどん悪くなっていくけど、はまぐりちゃんが色々してくれるからとっても助かってるんだよ』
認知症になったことで、感情がなくなったり、話している内容が全てわからなくなるわけではないんだと感じました。
『こうしてはいられない!わたしがなんとかしなきゃ!』という気持ちになってくれると、認知症の進行度合いも変わるのかなと考えています。
母ときちんとコミュニケーションをとりつつ、一緒にドリル等もやろうと計画中!
(◍ ´꒳` ◍)

コメント

タイトルとURLをコピーしました